ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2011年12月21日水曜日

夜明けのスキャットと絆と2011年

四谷荒木町で「易占い」を習っています。
きょうは、今年最後の授業なので
ことしを締めくくりながらの授業でした。

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夜明けのスキャットが流行ったのは1969年。
2011年、この曲は不思議な縁を得て
リバイバルヒットすることとなった。

算命学(四柱推命のきょうだいのような学問)では
1969年と2011年は同じ「艮(ごん)」の年。
艮は東北、つまり鬼門となる。
2011年にはじまった艮はの2012年まで続く。
真っ暗闇のなかで暗中模索している状態だが
闇のなかにこそ、次の光、新しい時代の空気がきざす。

新しい時代、2013年は石門星(四柱推命では劫財)の年。
この星が意味するのは、「絆」、「仲間」。
2011年という闇のような年のなかで、
たしかに次の時代の空気は生まれていて、
その気配を敏感にキャッチして
「絆」という流行語が生まれたといえそうだ。

歌は世に連れ、世は歌に連れといわれる。
真っ暗闇のなかの「夜明け」の気配・・・。
夜明けのスキャットも絆も、
次の時代の空気をあらわしているはずだ。

夜明けのスキャットが流行したころ、
安保闘争のまっただなかだったという。
その「革命」の結果としてのいまの社会がある。
2011年の「革命」の結果は・・・・・・。

(木村悦子)

2011年12月7日水曜日

食べる天才 その1

久しぶりに飲食店取材などをしています!
飲食店業界の人にお話を聞くと、
なんかいちいち感動しちゃうんですよねー。

社員編集者時代、こんなブログ記事を書きました。

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取材のとき、記事を書くためにひと通りお話を聞いたあと
「最後に、どうして料理の道へ?」
と、極めて個人的な質問をすることがあります。

すると、

「昔から料理がなぜか上手だったから」
という答えが返ってくることがとても多い。

「家庭科の時間に、白玉だんごのような
簡単なものを作っても、自分の作るのが
圧倒的においしいと評判だった」

「運動部に所属していて、女子マネージャーが
差し入れ料理を作ってくれることが多かったけど、
僕が作るちょっとしたモノのほうが人気だった」

というようなことをおっしゃいます。

「材料を見ただけで完成時の味が想像できる」

といったコメントもよく聞きます。

名の知れたシェフや板前さんだと、
WIKIなどのWEB上で生年月日がわかるので、
編集業の傍らで四柱推命鑑定士などをやっているわたしは
こっそりその人の命式(運命を読み解くための見取り図
のようなもの)をこっそり拝見します。

すると、

料理人で出世している人には
“食神(しょくじん)”という飲食を愛する星が
命式の中で輝いていることが多い!
食神をもっていて、それが他の星から
傷めつけされていないと
一生衣食住に不自由しないとされるのです。
そしてのほほんとした愛嬌があって、
女性だと巨乳になる確率が高いとも(真偽不明)。

食神と陰陽を逆にする“傷官(しょうかん)”はセンスの星。
料理の世界では、盛り付けのきれいさ、
繊細な味覚などに作用するようです。

編集者、カメラマンは特にこの星がという傾向はないみたいです。
ページを作る、写真を撮るにしても手段や作風はひとそれぞれで
そこにその人らしい持ち味が出てくるというわけです。

四柱推命って当てモノの占いというよりは
体系だったひとつの学問。
太陽と月と地球との関係が作り出したある“時間”
(=生年月日)に「オギャー」と生まれて空気を吸う。
そのことによって、その人の持ち味の半分以上が決まる。
あとは、DNAや人間環境がどう作用するか?? ってこと!

…って、あれれ? ついてこれました、大丈夫? 
マニアックなお話ですみませんでした。

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追記

傷官の人が作る料理は盛りつけがキレイです。
キャラについては、ほんとうに毒舌!!
例えば一緒に食事に行って料理がおいしくないと
「まずい!」と大声でいいます。
正財+偏財+偏印のわたしはおおあせり。
職人気質だから、同じ料理人に厳しいのです。
でも味覚が優れているので、微量の隠し味を当てる。
これはかっこいい。

今回は「のれん分け」や料理修業に関する
イケナイ話をたくさん聞いてきました(記事には書かない)
食に関するお仕事の人は、朗らかでいい!!
食べる神様に祝福されている。

<続く>


(木村悦子)

2011年12月1日木曜日

お年寄りはニッポンの宝

電車移動中新しいお仕事のご依頼の電話が入り、
いつもの駅からひとつ手前で降りました。

てくてく歩いていると、困った顔の
おばあちゃんが声をかけてきました。

「すみません。教えてください」

―えっ、わたしにですか?

「じつはお菓子屋さんを探していて・・・」

―なんていうお店でしょう?

「名前はわからないんですが、なんか洋菓子の・・・」

ここは岩本町。
このへんでお菓子屋さんっていえば『万惣』か『近江屋』かな?

―それきっと近江屋(おうみや)ですね。

「おおみや(大宮)? おおみや(近江屋)!
たぶんそれです」(おばあちゃん)

近江屋は、岩本町とわが社の間ぐらいの立地。
親切なわたしは、おばあちゃんをご案内することに。

すると、後ろのほうからお連れのおじいちゃんが
とことことついてきます。
ああ、おじいちゃんも一緒で迷ったのね(笑)。

道中、

―こちらは万惣(まんそう)ですよー。
ホットケーキとか有名。

「ああ、昔行ったことがあります」(おじいちゃん)

―で、こちらが有名な『神田まつや』です。

「あらー、よく行くんですよ」(おばあちゃん)
(おばあちゃん、近江屋はその裏だぜ。
盛大に迷ったんだね、なになにえっ、神保町から・笑)

「この裏にもう一軒有名なお蕎麦屋さんありますよね」(おじいちゃん)

―そうです。『藪そば』ですね。
鳥すきの『ぼたん』とかも有名ですよね。

などと、ちょっとした観光気分。
聞くと、埼玉の志木からお見えになったそう。

近江屋につくころには、なんだか代理親(祖父母)孝行気分で
すっかり打ち解けていました。

地元で働いていて方向一緒で、東京のグルメ事情に詳しい編集者である
わたしに声をかけるとは、おばあちゃん見る目あるねー、なんて。

・・・というわけで、みなさんもお年寄りには親切にしてくださいね。


ついでに木村家のお年寄りのお話を。

台所に立たないどころか、お茶のひとつもいれない九州男児。

お風呂からあがったら
「よー」という。
ばあちゃん「はーい」とタオルと着替えを持っていく。

食後の「よー」は
「お茶いれろ」のサイン。

用件も言わず、ばあちゃんの名前も呼ばず。

三味線をはじめたばあちゃんに
「へたくそだからやめろ」と一喝。
ばあちゃん「へたくそだから習っているのに」と
三味線お蔵入り(笑)


末の娘がずーっとヨメにもいかずに高齢に。
ある日連れてきただんなさま候補(バツイチ子あり)に
「木村家にそんな男はだめだ!」と大怒り。
結婚式の写真、じいちゃん顔コワイ。
まあまあ、せっかくのイケメンが台無しよ。
まあ、結局みんなかよくなるのですがね。


じいちゃんはなかなかの長生きさんで、
次男の還暦祝いをした翌日に
「おれの役目は終わった」とばかりにぶったおれたそうです。

昭和元年生まれ、平成最後の硬派九州男子・木村一之殿。
いっぱい働いて立派な会計事務所をつくり
立派な家を建ててばあちゃんをだいじにして。
いい人生やったやんか!

病床にて、
口もきけず、手もあがらないじいちゃん。
ばあちゃんと二人マジに見つめ合っちゃってて、もう・・・。


(木村悦子)

2011年11月11日金曜日

3つの応援!

こういうことって重なるんでしょうか。
頑張る人たちからのメールがほぼ同時に入ってきました。


1. 頑張る農家さん(3月12日の取材アポが震災の影響で流れた)


正直、人手が足りなさすぎて困ってます(;o;)

(略)

名称:東日本大震災復興支援プロジェクト日比谷ライブ&マルシェ

日時:11/12(土)~11/14(月)
(マルシェ運営時間は11:00~18:00搬入は9:00~10:00

 ライブは12,13日のみ14:00開演~)
会場:日比谷公園にれの木広場

その他:イベントの呼びかけ人は泉谷しげるさん
日比谷野音でのライブとにれの木広場でのマルシェ&キッチンカーを組み合わせたイベントです。

お手伝いいただける方へのお願い:
【1】今回のイベントでは電源をトヨタのハイブリットカーで賄うという計画で実施

(略)

【2】ライブチケットとともに1,000円分の金券が配布されていますので、会計の際などにご注意ください。この点は当日詳しく説明します。

【3】お手伝いいただける方は可能であれば10:00までに来ていただけると助かります。

→→お手伝いにいきます!


2. 羽田発の人気餃子店、仙台へ!

拝啓 晩秋の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、伊達餃子楼が来たる11月19日(土)、オープンの運びとなりました。
これも皆様のご支援とご指導の賜物と感謝致しております。
「“食”を通じて 人と“交”わる」をコンセプトに日々精進して参りますので、
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
つきましては、下記によりオープン記念レセプションを催したいと存じます。
ご多用中に恐縮ではございますが、お繰り合わせのうえ何卒ご来店賜りますよう
慎んでご案内申し上げます。
まずは、はなはだ失礼とは存じますが、こちらをもってオープンのご挨拶ならびに、
ご案内申し上げます。 敬具

2011年11月吉日
株式会社Dumpling

(後略)

店舗情報↓
宮城県仙台市太白区鹿野3-19-131F
TEL.022-247-2122

→→仙台、遠いなあ。また行く? 行けるかな?


3. 学生さんを応援!

はじめまして。
メルボルン大学アジア・インスティテュートのXXXXと申します。

わたしは現在、1990年代後半以後のテレビ、雑誌、インタネットなどで使われていることばに関する研究を行っております。
とくに、2000年以降テレビや雑誌などで大流行している通称「オネエキャラ」の方々のことばを調べております。
人気番組であったOneeMansはもちろん、ファッション誌での連載記事や美容・料理・人生相談に関する本など、話ことばだけではなく、書かれた日本語としても研究しております。
その研究の一環として雑誌編集に携わっている方々にインタビューを行っております。
先日、『愛のオネエ飯』を拝見いたしまして、ぜひその編集にかかわった方にもインタビューしたいと思いました。
ミトシロ書房さんのホームページでメールアドを入手し、メールいたしました。
いかがでしょうか。

11月20日までに研究のために東京に滞在していますので、その期間中にお時間がありましたら、お電話で、またはお会いしてお話させていただけませんでしょうか。勝手なお願いで真に恐縮ですが、検討していただければ幸いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

→→なんだかおもしろそうだし学生さんには協力したい!


震災以降の頑張ろう関連、絆関連がどーもアレな感じだったんですが
こういう等身大の頑張る人たちには掛け値なしのエールをおくりたいです。


(木村悦子)

2011年11月1日火曜日

『缶詰ひとつでごちそうレシピ100』おわり♪

原稿がバイク便で旅立っていきました。
それから梅酒が届いて、みかんが届いて。
別の仕事の請求書投函したら、さらなるお仕事のご依頼が。
ありがたいことです~。





(木村悦子)

2011年10月26日水曜日

今日はスタジオに?

こんにちは。

事務所のシェアメイトである
片桐圭カメラマンが、今日はわが社でスタジオ仕事です。
商品撮影(コーヒー)を粛々とやっておられますね~。

わたしは延々と校正仕事。
今度の本は売れそうだ!!

(木村悦子)

2011年10月19日水曜日

ミトシロごはん日記6

みなさま、こんにちは。
『○○本』の編集作業も大詰めとなってきました。
なかなか充実したレシピ本となる予定です。
掲載品数は100!
撮影用備品として買い揃えた食器類、テーブルクロスで
事務所はちょっとしたリース屋さんのようになっています。

さて、事務所缶詰ウイーク恒例のご近所ごはん日記です。

新潟名物・タレかつどん。


甘辛いタレがごはんにしみしみ状態で
とってもおいしゅうございました。
ごちそうさまー。

(木村悦子)

2011年9月20日火曜日

デザイナー確保!

わが社の4階~6階にはデザイン事務所があります。
これから制作にとっかかる『○○本』のデザインは
5~6階のデザイン会社『カレラ』さんのところに
お願いすることになりました。

うちとカレラさんのところの共通点・・・それは
事務所に猫がいるところ!


4月に猫連れでごあいさつに行ったところ
うちの猫殿は空気を読まずにおおはしゃぎ。


「ぽりっ」

・・・えっ、ひとさまのえさを「ぽりっ」?

カレラさんのところの猫さんは
うちの猫殿と目を合わせてもくれませんでした。
ごめんね・・・。

▲ナイスメガネの八木竜馬カメラマンが撮ってくれたうちの猫殿の写真



(木村悦子)

2011年9月16日金曜日

申公豹? 進行表!

みなさん、こんばんは。

ミトシロ書房では、つぎの本にとっかかることになりました。
進行表が印刷所から送られてきて、まあタイトなこと!
驚いているヒマがあったら、前を向いて先に進まなきゃね。

進行表・・・。
なぜか変換のトップに出るのが「申公豹」です。
なんだか文字面が猟奇的で、ちょっとあせる。
でも大丈夫! いつだってがんばる。がんばれわたし。


(木村悦子)

2011年9月13日火曜日

ミトシロ書房 今日は経理の日

みなさんこんにちは。
校了後のシアワセ感はなにものにも
代えがたいものがありますね。

しかしわたしは編集者であり経営者でもあります。
有能な税理士さんのもとで、経理業務も
しっかりとこなします!

今日は書類作成に便利なエクセルの小技を
自分用メモも兼ねてここに記します。

↓エクセルのファイル名をセルに表示(拡張子抜き)する関数。
=MID(CELL("filename"),SEARCH("[",CELL("filename"))+1,SEARCH(".xls",CELL("filename"))-SEARCH("[",CELL("filename"))-1)


エクセルってほんとうに便利♪


(木村悦子)

2011年9月12日月曜日

ミトシロ書房 創業以来の業務記録

校正ひと段落。

で、ずっと作りたかった仕事一覧!
そのうちホームページからのリンクも貼ります。


結構いろいろ作ったなあ・・・。


(木村悦子@まだまだ日本文芸社に缶詰中)

出張校正♪

みなさんこんにちは。
今日は日本文芸社『漫画ゴラク』編集部で
出張校正中です。

なにを校了したかといえば・・・
『愛のオネエ飯』という書籍です。
副題は・・・「女が知らない、胃袋からの男の落とし方」。

IKKOさん、假屋崎省吾さん、KABA.ちゃん、山咲トオルさんに
オトコをまいらせるレシピを習ってきましたよ。

それぞれ料理を考えてもらって、作るところまで
やっていただきました。
で、料理研究家さんが分量を調整したり
手に入りにくい食材を、身近な食材に置き換えたりと
細かなアレンジをしてくれました。
どれも超簡単なのに、不思議といいお味♪

これがあれば、あなたの意中の人も・・・!!

発売は9月26日予定。

表紙データ、中面のレイアウトデータなど
ご提供できますので、メディア関係の方などからの
お問い合わせも受け付け中です。
kimura*mito-pub.net(*を@に変えてください)





(木村悦子)

2011年9月9日金曜日

ミトシロ書房 書籍校了中

はからずも、今日はいろいろなお客様が
見える日でした。

12:00 出勤
13:00 銀行
14:00 ライターさん売り込み
15:00 版元で校了作業・その1
16:00 ホテル広報さん来社
16:30 ホテル広報さんと版元へ
17:00 わが社で校了作業・その2
19:00 料理の先生宅へ

で、いただきもの自慢。

▲岐阜の栗きんとん本家『すや』の栗きんとん。
ライターさんにいただきました。

▲『ホテルメトロポリタン』ベーカリーのパン。
一部、版元さんにおすそ分け。
わが社ではこちらをいただきます!

これから同級生がマッカラン12年を持って来社の報。
なんだか賑やかな校了DAYです。

どんな書籍を作っているかは・・・そのうち
こちらで発表します。いまはまだ告知の告知。うふふ。

(木村悦子)

2011年9月5日月曜日

わたしの名刺はかっこいい

3月の開業以来、わたしの名刺は売れ行き順調。
ミトシロ書房もおかげさまで!

仕事が楽しいと、生きている価値があるってものです。


で、わたしの名刺遍歴。

200枚 ネットのオンデマンド

100枚 正寸(4号)、ホワイトプリンス、活字

100枚 厚めの紙で小さめ(白桜、角3)、活字

という感じでした。すでに400枚消費ってことは、
400人に会ったんだなあ~。

で、4度めの印刷は
“角丸(かどまる)”の3号(小さめ)。
銀座のママ御用達だそうです。

「角がとれてまるくなりますように」

▲活字は、宗朝体で手彫りのものだそう。

▲社名もかっくいい。

▲「区」の旧字体も素敵です。

▲印刷所からの校正FAX。
活字ひと筋の職人さんは、字もなんか味があるぞ。
不揃いなんてきにしなーい。

いいなー。活字。

活字の名刺は一度版をつくると、
用紙によりますが、
以後の増版が安いです(1,500円ぐらい~)。
オフセット(平版)やインクジェットと違って、
でこぼこした字面が最高です。

活字の名刺を作りたい方は、
佐々木活字店
東京都新宿区榎町75
03-3260-2471

でどうぞ!
活字職人がゲラ箱を組んでいるようすは
なんとも粋でかっこいいのです。


(木村悦子)

2011年9月1日木曜日

餃子180%

仕事をしていたら、見知らぬ番号からの着信が。

「『餃子本』でお世話になった『安亭』です」

高田馬場の雑居ビル地下のお店だ。

「あの本、とっても反響があって、
7月はいつもの180%ぐらいの客入りでした」

―わざわざご連絡をありがとうございます!

「でもお店を辞めようと思うんです。
じつは仙台で、まったく新しい業態の
お店をオープンしようと思っていて」

―羽田空港の支店も閉めちゃうんですか?

「そうなんです。
餃子の北限って、宇都宮じゃないですか。
『仙台は元気ですよ』というメッセージを
発信したいという思いもあるんです。
餃子だけにこだわらず、
地元の食材を使うことを意識して、
青森のニンニク生産者さんとかとも
協同して新しいご当地名産品を作りたくて!」


やっぱり餃子業界の人って
まっすぐで頑張ってて、素敵ですね!
応援します。


(木村悦子)

2011年8月25日木曜日

ミトシロごはん日記5

昨夜も終電を逃したので、ミトシロ泊(苦笑)。
朝から仕事すると、はかどりますね。

さて、わが社から徒歩4秒のところに
380円ランチのお店がニューオープン。

なかなかスパイシーなカツカレーです。

(木村悦子)

2011年8月24日水曜日

ミトシロごはん日記4

飲んで事務所で寝て起きたら、
クライアントである版元さんの
編集部長が
「しっかり仕事してるかね?」と
わが社を訪ねてきました(おおあせり)。

「ご飯まだならごちそうするよ」と
神田錦町の蕎麦屋に
連れていってもらいました。


たおやかに細く白い更級蕎麦に焼きナスがON。
「まあまあ、部長一杯いかがですか?」
という雰囲気が似合うクラシカルな店でしたが、
お仕事中なので、蕎麦屋で一献は断念。

お蕎麦、おいしゅうございました。
神田はいいね。蕎麦も最高。

(木村悦子)

2011年8月22日月曜日

ミトシロごはん日記3

みなさんこんにちは。

毎日雨が降りますね。

雨が降ると、トア~ル社・不動産広告の撮影は延期となります。
先週の19日から連日撮影に行くはずだったのに、すべて雨。

雨なら雨でやることは山積み。
事務所で編集・執筆にいそしんでおります。

雨だと近所の人気店がちょっと空くので、
つけ麺の名店『つじ田』に行ってきました。

すだちでさっぱりいただくのとおいしいですにゃ。
京都・原了郭の黒七味でまたひと味変わって◎。

(木村悦子)

2011年8月17日水曜日

取材、超好き2 ~熱帯サイタマでナマズ狩り編

ムック仕事と書籍の撮影がひと段落。
しかし、働き者のわたしに休むひまはない!
とあ~る不動産広告の仕事で、
関東のローカルエリアを飛び回っています。
今日は埼玉県・吉川へ。
暑い! こげる!!
吉川は、古くから栄えた交通の要衝。
中川を利用して、東国の物資を江戸に送るための
舟運の拠点でありました。
中川沿いには河岸が築かれ、
旅籠や料理屋が立ち並び、市も開かれていたそうです。
昔からナマズ料理が盛んだったので、
街のあちこちにナマズのイラストが点在しています。

■駅前
いきなり吉川駅前に金ナマズ。名古屋っぽい?
あ、名古屋は金シャチか。









■以下、町なかでみかけたナマズさんたち。
▲110番の家。ナマズの学童。

▲なまず饅頭なんてかわいくて食べられないよ。

▲老舗料亭のロゴマーク。白黒が潔いです。

▲わが社の社章にしたいぐらいのひとめぼれ。かわいい。

▲なまずもうなぎも名物ですね。


今日再確認したのですが、
わたしは淡水魚が大好きだ。
しかもひげの魚。
ナマズ・・・なんというかわいさなんだ、このやろー。


(木村悦子)

2011年8月13日土曜日

助っ人来社(管理栄養士)

 


ミトシロ書房では単行本を絶賛編集中です。
忙しくなると、ヒマそうにしている
知人をだまして連れてきて、働かせています。
今日は管理栄養士として活躍中の
吉岡悠里可さんが来社してくれました。

(木村悦子)

2011年8月10日水曜日

取材、超好き1 ~後日談・餃子編

今日は、か~わいい芸能人の
レシピ撮影で、キッチンスタジオに
一日こもっていました。
足がもつれるほどに疲れたけど
やっぱり楽しかったです。
さて、ずっと書きたかった餃子のお話。

えい出版社 『餃子本』 880円

日本料理、中国料理、イタリアン、フレンチ、
居酒屋、カフェなど、いままで
さまざまなジャンルの飲食店を取材してきましたが
餃子屋さん取材の日々は、本当に楽しき日々でした。
いま思い出しても笑い転げた記憶ばかり。
ああ、ほんとうにいい仕事をしたんだなぁ、と。
なにがよかったかって、それは
餃子屋の店主って・・・おもしろいんです。

<浅草 開口餃子でのお話>
わたし 撮影用の餃子をお願いします。
(10分程度待つ)
店主  はい、できたよ。
わたし まずは食べて。
わたし はい、いただきます。
店主  いいの、気にしないで。また焼くから。
(さらに10分程度待つ)
店主 はい、できたよ。おいしそうに焼けたからもう食べて。
わたし えっ!?
(これを数セット繰り返して、撮影に入れない)

<東銀座 T>
わたし こちらの餃子は本当においしいですね。
店主  ええっ、そんなことないですよ。
バーミヤンの餃子がいちばんですよ。
わたし ええっ!?

<東久留米 ぎょうざやH>
店主の母上 うちの餃子はぽろぽろ食べれちゃうの。
わたし    中のあんが食べやすいということですか?
店主の母上 ぽろぽろ食べれちゃうの。もうね、いくつでもね。
カメラマン  (失笑)
わたし    ぱくぱくいくつでも食べられるということ?
店主の母上 もうね、ぽろぽろ食べれちゃうの。
(これを数セット繰り返して、
「ぽろぽろ」という語感がおもしろく我々大爆笑)

<学芸大学 D酒楼>
店主  うちは棒餃子が名物なの。発祥の店。
わたし でもこの餃子、棒じゃないですよ!?
店主  「日本揺れすぎでコワイデス」って
餃子名人の中国人がみんな帰国しちゃった。
(いまは普通スタイルの餃子が名物です)

<溜池山王 H>
美人広報  こちらのお部屋からは都心を一望できます。
カメラマン うわーー・・・。すごい絶景。
美人広報  27階ですから。
わたし   東京タワーもスカイツリーも見える!!!
あぁ!! あれなんですか?(ロマネスク様式のステキ建築を指さして)
美人広報  ・・・そうしたホテルです。
(120年続く老舗の広報さんは正しく美しい人でした)
女性編集+女性カメラマン+女性広報で
男まみれの厨房を撮影し、
料理長を女子3人で
「すごいですね! 上手ですね!」と
ちやほやしたところ、料理長はすっかり上機嫌。
取材の終わったわたしたちのもとへ
絶え間なくご自慢の点心をつくり続けてくれました。
一生分、餃子を食べたね。

・・・とまあ、
これ以上にもっといろんな目に遇った日々。
以下後日談。
餃子好きの知人と雑談をしていました。

わたし 餃子屋さんってすごいの。
愉快でおおらかな人が多くて、
毎日笑い転げていたんだよ。
知人  そうなんだ。
わたし 和食でもフレンチでもなく、
餃子というニッチな道を志した時点で
もうすでに変わった人だよね~。
知人  うん、それもあると思う。
でも餃子はすべてを包み込むからね。
わたし ・・・あっ、そういうことか。
知人  餃子はすべてを「包む」から、
餃子って宇宙なの!

餃子ばんざーい。


どってことない店取材だけど、
仕事を知る、人を知る、人生を知ることから
人間が好きになれるので
やっぱりわたしはこの仕事が好きだな。

(木村悦子)

2011年8月5日金曜日

ラザニアがえろい件!

みなさんこんばんは。『餃子本』、『焼肉本』などをつくっていました!

最近は、ミトシロ書房ご近所の
日本文芸社からちょっとおもしろい
レシピ本を委託されてつくっています。

『漫画ゴラク』というちょっとエッチな
漫画雑誌の編集部からのお仕事で
撮影は日本文芸社の社員カメラマンです。
グラビア、ヌードなどがお得意なだけあって
料理を撮っても、妙な色気が・・・?

ほら見てください、このラザニア。
モザイク、必要ですか?
















・・・・・・。

餃子本、焼肉本の取材も楽しすぎて
あっという間に本ができて、ぼーぜんでした。
近く、餃子&焼肉のメタボな取材後日談を
こちらにUPします!


(木村悦子)

2011年5月31日火曜日

ミトシロごはん日記2

みなさんこんにちは。
御茶ノ水で用を済まして、事務所でお弁当です。

『大臣』弁当 おろしハンバーグ400円。
おろしソースが、ハンバーグだけでなく
となりにいるコロッケまでをダクダクと・・・。
どのおかずもあまじょっぱい味つけ~。




text:木村悦子

2011年5月28日土曜日

本もばりばりつくってます!

いまのところは、
前職場からのお仕事ばかりですが、
まとめてご紹介!


『紅茶の基本』
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=15173
→編集・執筆を担当しました。
紅茶知識だけでなく、カタログとしての利用価値も大。
同業者からほめられるわかりやすい設計。
580円ってどんだけ安いんだ!










 『世田谷ライフマガジン No.37』
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=15183
→飲食店取材を担当しました。
洗練と素朴さが混在する「経堂」の魅力をご紹介。













『ベスト・オブ・世田谷グルメ』
http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=15184
→飲食店記事のリライト(30軒分)を担当しました。
な、なんと全部で192軒も掲載されているそうな♪














text:木村悦子

ミトシロごはん日記1

社員編集者時代のほとんどを、
ランチ不毛エリアで過ごしたので
わが社が立地する神田エリアの
充実ランチ事情には狂喜乱舞です。

というわけで、不定期連載・ランチ日記はじめます。
今日は淡路町交差点そばの『東京厨房』。
洋食がみんなの憧れだった時代の
レトロモダン風の造りなんだろうな。
イートインがメインで、お弁当もあり。
今日は土曜なのにやることいっぱいなので
事務所でお弁当です。

選んだのは「カニクリームコロッケ弁当」650円。
酸味の利いた(赤ワイン?)
デミグラスソースがとってもいいお味。
コロッケのクリームはさらっとあっさりめでした。




text:木村悦子


2011年5月11日水曜日

わが社の東北支援!

こんにちは。
ワケあってある場所に立てこもっています。うふふ。
そうこうしているあいだに、
このブログの投稿者がなぜか3名に・・・?

さてさて。

わが社では、東北復興支援として
東北の編集プロダクションさんと連絡を
取り合っています。
編集仕事の一部を、東北の編集者に発注します!

被災に加え、仕事面でも大変なことになるでしょう
東北の同業者のために、わずかながら
お力になりたいのです。

それに・・・
締め切り間に合わない! 困った助けて!
というときに、本当に頼りになるのは
同業の編集者です。
わたしたちの仕事もちょっと楽になるかもしれないし。

宗教やキレイゴトじゃない。
人を助けるのは人でしかないわけです。

text:木村悦子

2011年4月25日月曜日

仕事のBGM

わが社で流行している音楽はずばり、
童謡や合唱曲。

これご存じのかたいます?

みんなのうた「雪祭り」

木枯らしの 届かない
雪の中 穴ほって
子供の 雪祭り
餅食って 豆食って
汗ばむほどに 騒ぎ立て
春はまだかと 笛吹けば
踊りだす 雪うさぎ
春をすぐ 連れてこい

神棚に 猫柳
火を囲み 鍋囲み
子供の 雪祭り
山颪 逃げていく
郵便屋さんが やってきた
春の便りは まだですか
風花に きらきらと
春がほら のぞいてる
がらんどうのオフィスに郷愁が満ちます。

text:木村悦子

トップページ暫定オープン

みなさんおはようございます。
会社に行かない日々も素敵ですね。
猫もいるし、事務所は快適。
6階のデザイナーさんにお仕事を
発注できる機会もそのうちありそうだ。

ところで、前職の同僚殿が
当社サイトのトップをつくってくれました。

まずは投稿TEST!

text:木村悦子

2011年4月23日土曜日

会社から荷物を運ぶ

7年勤めた出版社から
私物をどんどん事務所に運んでいます。
本がたくさん・・・。途方に暮れてしまいます。

つぎの締め切りもあるのに、片付かない!
仕事もやる気がおきない!

そこで、できる編集者が選ぶべきは“現実逃避”。
わが社は神保町に近く、
神保町といえば、世界最大級の本&カレーの街。
こ~んな楽しいところはない! というわけで
神保町、いってきま~す。

さっきも神保町にいて、
いもや(なぜか屋号が天丼屋になっていた)で
ひるごはんを食べたんですがね。
なんだろう、この神保町の楽しさ感覚&引力。

夕方には、わが社で編集アシスタントを
してくれるという助っ人さんが来社します。
ちょっとずつ稼働してきたわが事務所ですが、
まだがらんどうみたいなものです。


text:木村悦子

2011年4月21日木曜日

一冊校了!

武蔵之後悔堂氏がオタクぶりを発揮しております。
なかなか気持ち悪いのですが、
わたしは結構気に入っているし、これでよいのです。

非公開のつもりで書いているようですが、
もう名刺にURL刷っちゃって、トップページから
こちらにリンクを飛ばしているのに
気づいていないのでしょう。
楽しみにみてくれている人もいるようで・・・。

さて、
ミトシロ書房の2人は
128ページ、カフェ100軒掲載の
超絶ボリュームのムック本を校了いたしました。

武蔵之~氏も最後まで激務の中、
一生懸命校了作業を手伝ってくれて本当に感激しました。

前、同じ編集部にいたとき
「あっ、この人物!」とピンときたわけです。
そんな愉快な仲間と本作りができるなんて
なかなか幸せなことです。


書名:とっておきのカフェスイーツ
出版社:えい出版社
価格:880円

text:木村悦子

2011年4月17日日曜日

猫ニッキ

われわれ社には猫がいます。
名前はてろちゃん。
わが家が正式に猫NGとなったので、
事務所に住んでもらっています。
「原稿終わらないよ~」って
しくしく泣いていたら、
同級生のスーパー編集者が
事務所に助っ人にきてくれました。
仲良く一緒に作業していたら
猫殿が窓から飛び出しそうに!
そこで
「ほら~、あぶないでしょ!」
って猫殿をだっこして、
「うちは3階だから落ちたら死ぬよ」
って教育していたところ、
窓の下から見上げる男女が。
その数秒後、
われわれ社にその男女がやってきました。
なんと同じビルで働いている
デザイナーさんたちでした。
「今後よろしくお願いします」と
校了後の交流を約束したのであります。

text:木村悦子

2011年4月14日木曜日

ロマンチック×関西の“潮目

退職したばかりの会社には
机にどっさりと私物があって
まだまだ居場所がある。インフラも抜群。
「勝手知ったるわが故郷」
とばかりに、うっかり泊まっちゃいました。
仕事終わらないし。
なじみの編集部員と深夜のデニーズ。
これも夜に強い編集部のお楽しみ。

さて、鋭意製作中の
『とっておきのカフェスイーツ』、
取材はとっても楽しかったわけです。
東京、京都、神戸と
3つのカフェタウンを取材しました。
数十軒取材しています。
膨大な写真を選びながら、
思い出したことがあります。
それは、とある神戸のカフェでのこと。
キーワードは
「ほっこり」
「ナチュラル」
「北欧」
レース、リネン、天然木など使いまくりで
一歩間違うと団地風カントリーなんですが、
店主のセンスで嫌味のないロマンチック空間に
仕立てられています。

木村「かわいいお店ですね。
  女性客ばかりなんでしょうね?」
店主「いえ、男の人もきますよ」
木村「ええっ!? どんな人ですか?」
店主「おもしろかったのが、おじさん。
   なんかの間違いちゃうんか、と思って
   『うちでええんですか?』って聞くと
   『いいんです』って」(笑)

1、
お店は3席程度の狭い店。
インテリアのすべてが
シルバニアファミリー的ロマンチック。
そんなお店におじさんがいる妙
2、
超絶ロマンチックなお店の店主(女性)が
「自分の店はロマンチック」と自覚していること
3、
でも「なんかの間違いちゃうんか」という
つっこみかたがやはり関西人。

以上3点がおもしろかった。
関西は明るい。いまの日本に必要な明るさかもしれない。

そしてわたしは、神戸に
ロマンチック×関西の“潮目”をみた!

2011年4月7日木曜日

ミトシロ書房、編プロ部門稼働中

ミトシロ書房(通称、われわれ社)に
ネットと電話・FAXが開通しました。

前職から請けた仕事で、甘いもの取材の日々です。


▲京都『冷泉さいさい』女将取材の合間に
いただいたあんみつ!


▲京都いち落ち着く“昼寝系”カフェ『HiFi Cafe』
ホットケーキに見えて実はカステラなのが◎
ゆる店主にも萌え



▲大阪の地下鉄にて。
「こわい電気がながれています」とな。
同行のカメラマン(東大阪住み)は
なんとも思わないらしい。
これが大阪のケレン味というものか?


▲もういっちょう、おもろ広告。
「笑って見送れ最終電車!」
こういう笑いに癒される東京在住のわたし


▲麹町『ラトリエ・ド・シマ トゥショコラ・サロン・ド・テ』のマカロン。
ひと通り取材をしたあと、島田シェフと雑談。
泣く子もだまる大御所のシェフですがどこか中部ふうのなまり。
聞くと、三重・尾鷲のご出身だそう。
「雨の多い町として有名なところなんですよ」と


▲『アトリエ・ド・フロマージュ』にて。
手前のシュークリーム目当てで取材したら、
思いがけずアップルパイ(奥)が抜群においしい。
日本一のアップルパイを発見した気分でした。
同行のカメラマンも絶賛


▲表参道『茶茶の間』の抹茶パフェ。
4年ぶりの取材来訪です


さて・・・そんなかたわらで、
いつも原稿をせかす・せかされるだけの関係に
ピリオドを打つべく、印刷屋さんの営業マンを
お酒に誘ってみました!



神楽坂『加賀屋』は、働く人のたからもの。
神楽坂に名店、老舗は数あれど
日々の酒はこうでなくっちゃ、ということを
しみじみと感じさせてくれるいいお店!
ごちそうさまでした。

text:木村悦子


2011年3月9日水曜日

「ミトシロ」、発見しました

現職の取材でつくばへ。
つくば駅でこんなものを発見しました。


なになに? ミトシロ?

ところでミトシロって、地名の「神田」の
訓読みらしいのです。

伊勢神宮にささげる奉納米を育てる
田んぼ=神田があったことに由来するとか。

現代的な国語感覚ではなかなか
想像もつきませんが、
み=御というところに通じそうで
なんだか縁起がいいですね。

そして
「神田」+「美土代」ということは
神田の中の神田!?

ありがたいことです。


text:木村

今日の進捗

残務整理どころの騒ぎではないぐらい
現職の仕事が忙しいのです。

でもやることはやらなきゃってわけで
1、サーバを借りた
2、仮ページだけアップロードした
http://mito-pub.net/
3、メールアドレス開通


やりました!!

1997年ごろ、パソコンルームに入り浸り
HTMLとGIFアニメにハマった
オタク丸出し女子大生だったわたし、バンザイ。
FTPソフトだって自由自在。


あらやだ、相方にも働いてもらわなきゃね。
しかし、初投稿の下の記事が
スーパーハイテンションでちょっとこわいわね。

でも同僚時代は
「あんたのつくりたいものはわかるわ」
と、心が通じ合った大事な仲間なのです。
※恋愛関係ではありませんよ~


text:木村

2011年2月22日火曜日

事務所契約終了

事務所の賃貸契約をしてきました!
契約書の説明、重要事項の説明など、
「ああ、こういうの好きだな~」と、結構興味津々。
じつはわたし、学生時代などは
不動産仲介アルバイトをしていたのです。
『○○学生○○○』というところだったので、
学生向けのアパートがメイン。
今日締結してきたのは“事業用”。
書類に出てくる「抵当権の設定」とか、
なんだかむやみに楽しい。

鍵を受け取ってからの、事務所への道。
信号待ちの交差点で風が吹いてきて
詩的な感傷がわいてきました。
人はこれを「期待と不安の入り混じった・・・」と
表現するんだろうな~、
でもそんな手垢のついた言葉では説明つかないぞ
なんなんだこの気持ち・・・。

でも確実に、人生が動き始めたのを実感した一日でした!

text:木村

2011年2月19日土曜日

神田税務署下見!

はじめまして!

まだ会社に在職中で同僚には
明かしていないのですが、
わたし、会社を辞めるつもりです。独立します!
いまは某・版元で社員編集者として働いていて、
出版社は3社め。雑誌も本もたくさんつくったな~。
楽しかった。いい思い出。
会社の経費で取材して、本がつくれるなんて
なんて幸せな日々だったのでしょう。

でもわたしには次の道が見えてきました。

1年目は編集プロダクションとして、
2年目は出版社にしたいな、と。

そうそう、同級生に伝えたら、
「ようこそ、自由と責任の国へ!」と。
彼は通信社の記者として働いたのち、
司法試験に合格。弁護士をやっています。
たいしたもんです。
わたしの顧問弁護士もよろしくね。

さて、仕事をはじめるには「開業届」ですね。
出さない人もいるらしいですが、
いつかは出したいですね!


text:木村