ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2012年1月25日水曜日

仲のいいひとたち

「はーい、もっとくっついて(笑)」

雑誌の取材でご夫婦を撮影するとき、
お二人の間にスキマができると
なんだか仲わるそ~にみえるので
なるべくくっついてもらうようにします。

(笑)←これは、わたしども取材側もそうだし
被写体であるご夫婦もそう。
てれくさいから笑ってごまかすのです。

しかし!

昨年末に『田園都市生活』で
学芸大学に6ある商店街を取材しました。

家族経営のこぢんまりしたお店が多いので
取材対象はご夫婦のことが多かったです。

自宅でも一緒、仕事場もご夫婦一緒。
「24時間一緒にいます!」
というお二人の多いこと。

で、例のセリフ。

「はーい。もっとくっついて」をやると

「じゃあ遠慮なく」
と、超! 嬉しそう。

東京のマジな下町なんかでやると
江戸っ子気質のおやっさんが
「いまさらそんなくっつけるかよ」とニガワライ。
そんなことが多いのですが、
学芸大学は仲良しさんばかりでした。

パソコンのデータを整理していたら、
お似合いのお二人の写真が輝いていました。


■学大の商店街6つを束ねる!
泣く子もだまる会長さん
「えっ、くっついちゃっていいの?
このあと仕事にならないよ~」

かまくら <お好み焼きがふわふわで美味>
(DATA)
東京都目黒区鷹番2-21-17-106
電話/03-3716-2228
営業/17:00~23:30
休み/木曜



■駅を見下ろす老舗喫茶店の
お二人は・・・
「このお店は二人が
一番好きな場所だから」
(旦那様、窓辺でほおづえをつく)

かふぇ り どぅ あんぐいゆ<ネルで淹れる至高の一杯>
(DATA)
東京都目黒区鷹番3-8-6-2F
電話/03-3710-3673
営業/10:00~23:30(L.O.23:00)
休み/月曜



■ふわふわたい焼きの名店
元気な奥様
「うちねー、ほんとに仲いいの」

白川<たこ焼き・たい焼きも、迷ったらどっちもどうぞ>
(DATA)
東京都目黒区鷹番3-14-6
電話/03-5722-8426
営業/11:30~21:00ぐらい(なくなり次第終了)
休み/木曜



■近所の人気者のおかーちゃんと
職人気質のおとーちゃんと
研究熱心な息子さん

飯塚精米店<できたておむすびは日本一>
(DATA)
東京都目黒区碑文谷6-1-5
電話/03-3712-7281
営業/7:00~20:00
休み/日・祝日

※写真=CHIKA SUZUKI&RYOMA YAGI
※販売=http://www.sideriver.com/ec/products/detail.php?product_id=16158

(木村悦子)

2012年1月24日火曜日

ほしいもの、妄想タイム

手持ちの書籍の自炊(電子化)についてあれこれ調べもの。
多くのページをめくるのを自動化するために
みんないろいろ考えているのねー。

これ作る?? とちょっと真剣に考えたのがコレ。
http://bookliberator.org/doku.php

ところでこういうの考えるの、わたしも好きなんです。
勢い余って、ありそうでないもの、
ないなら作るかと考えているアイテムのラフ図を描いてみた!

【1】ふせんストラップ
電車の中で読書をしていて、ふせんを貼りたいことが多い。
編集者は特にそうだと思う。
だからポケットやかばんの中でじゃまにならないコレ。
牛革かフェルト生地。


【1’】ふせんストラップはブックカバーに
ふせんケースが厚ぼったくならないように
縫いつけられているのが理想形。
革製のブックカバーの小口(ノリのないほう)の
部分に折り込まれるように。

【2】定期入れつきiPhoneケース
これがありそうでない。
少女趣味すぎないポシェット型のやつがいい。
素材は牛革。


※2に1をつけて、最強の編集者スタイルの完成。

(木村悦子)

2012年1月15日日曜日

料理のジャンルで文化人類学

仕事がひと段落。
テーマにそっていろんな料理人を取材していると
料理のジャンルごとに、人種(≒性格)の傾向が
あるなあ、と感じます。

■洋食料理人・・・フレンチの教条主義を超越した自由人種。
2代目店主とかは優しい。

■餃子職人・・・皮のようにすべてを包む大らか人種。
高級中華でも餃子は安い。≒大盛り人種。

■喫茶店店主・・・苦み走ったクセモノ人種。
※「若い人はお腹減ってるから」といつの時代も
思っている大盛り人種やとっても優しい人種もまぎれている。

■居酒屋店主・・・団塊世代はインテリ人種(のことが多い)。

★以下リサーチ中
・焼肉店は焼き肉を焼くのはお客なので傾向がなさそうです。
・すし職人は多種多様すぎて傾向がつかめません。

★おまけ
・ホテルの広報さんは美人が多いですね!


・・・末筆になりましたが、本年もよろしくお願いします。


(木村悦子)