ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2011年8月25日木曜日

ミトシロごはん日記5

昨夜も終電を逃したので、ミトシロ泊(苦笑)。
朝から仕事すると、はかどりますね。

さて、わが社から徒歩4秒のところに
380円ランチのお店がニューオープン。

なかなかスパイシーなカツカレーです。

(木村悦子)

2011年8月24日水曜日

ミトシロごはん日記4

飲んで事務所で寝て起きたら、
クライアントである版元さんの
編集部長が
「しっかり仕事してるかね?」と
わが社を訪ねてきました(おおあせり)。

「ご飯まだならごちそうするよ」と
神田錦町の蕎麦屋に
連れていってもらいました。


たおやかに細く白い更級蕎麦に焼きナスがON。
「まあまあ、部長一杯いかがですか?」
という雰囲気が似合うクラシカルな店でしたが、
お仕事中なので、蕎麦屋で一献は断念。

お蕎麦、おいしゅうございました。
神田はいいね。蕎麦も最高。

(木村悦子)

2011年8月22日月曜日

ミトシロごはん日記3

みなさんこんにちは。

毎日雨が降りますね。

雨が降ると、トア~ル社・不動産広告の撮影は延期となります。
先週の19日から連日撮影に行くはずだったのに、すべて雨。

雨なら雨でやることは山積み。
事務所で編集・執筆にいそしんでおります。

雨だと近所の人気店がちょっと空くので、
つけ麺の名店『つじ田』に行ってきました。

すだちでさっぱりいただくのとおいしいですにゃ。
京都・原了郭の黒七味でまたひと味変わって◎。

(木村悦子)

2011年8月17日水曜日

取材、超好き2 ~熱帯サイタマでナマズ狩り編

ムック仕事と書籍の撮影がひと段落。
しかし、働き者のわたしに休むひまはない!
とあ~る不動産広告の仕事で、
関東のローカルエリアを飛び回っています。
今日は埼玉県・吉川へ。
暑い! こげる!!
吉川は、古くから栄えた交通の要衝。
中川を利用して、東国の物資を江戸に送るための
舟運の拠点でありました。
中川沿いには河岸が築かれ、
旅籠や料理屋が立ち並び、市も開かれていたそうです。
昔からナマズ料理が盛んだったので、
街のあちこちにナマズのイラストが点在しています。

■駅前
いきなり吉川駅前に金ナマズ。名古屋っぽい?
あ、名古屋は金シャチか。









■以下、町なかでみかけたナマズさんたち。
▲110番の家。ナマズの学童。

▲なまず饅頭なんてかわいくて食べられないよ。

▲老舗料亭のロゴマーク。白黒が潔いです。

▲わが社の社章にしたいぐらいのひとめぼれ。かわいい。

▲なまずもうなぎも名物ですね。


今日再確認したのですが、
わたしは淡水魚が大好きだ。
しかもひげの魚。
ナマズ・・・なんというかわいさなんだ、このやろー。


(木村悦子)

2011年8月13日土曜日

助っ人来社(管理栄養士)

 


ミトシロ書房では単行本を絶賛編集中です。
忙しくなると、ヒマそうにしている
知人をだまして連れてきて、働かせています。
今日は管理栄養士として活躍中の
吉岡悠里可さんが来社してくれました。

(木村悦子)

2011年8月10日水曜日

取材、超好き1 ~後日談・餃子編

今日は、か~わいい芸能人の
レシピ撮影で、キッチンスタジオに
一日こもっていました。
足がもつれるほどに疲れたけど
やっぱり楽しかったです。
さて、ずっと書きたかった餃子のお話。

えい出版社 『餃子本』 880円

日本料理、中国料理、イタリアン、フレンチ、
居酒屋、カフェなど、いままで
さまざまなジャンルの飲食店を取材してきましたが
餃子屋さん取材の日々は、本当に楽しき日々でした。
いま思い出しても笑い転げた記憶ばかり。
ああ、ほんとうにいい仕事をしたんだなぁ、と。
なにがよかったかって、それは
餃子屋の店主って・・・おもしろいんです。

<浅草 開口餃子でのお話>
わたし 撮影用の餃子をお願いします。
(10分程度待つ)
店主  はい、できたよ。
わたし まずは食べて。
わたし はい、いただきます。
店主  いいの、気にしないで。また焼くから。
(さらに10分程度待つ)
店主 はい、できたよ。おいしそうに焼けたからもう食べて。
わたし えっ!?
(これを数セット繰り返して、撮影に入れない)

<東銀座 T>
わたし こちらの餃子は本当においしいですね。
店主  ええっ、そんなことないですよ。
バーミヤンの餃子がいちばんですよ。
わたし ええっ!?

<東久留米 ぎょうざやH>
店主の母上 うちの餃子はぽろぽろ食べれちゃうの。
わたし    中のあんが食べやすいということですか?
店主の母上 ぽろぽろ食べれちゃうの。もうね、いくつでもね。
カメラマン  (失笑)
わたし    ぱくぱくいくつでも食べられるということ?
店主の母上 もうね、ぽろぽろ食べれちゃうの。
(これを数セット繰り返して、
「ぽろぽろ」という語感がおもしろく我々大爆笑)

<学芸大学 D酒楼>
店主  うちは棒餃子が名物なの。発祥の店。
わたし でもこの餃子、棒じゃないですよ!?
店主  「日本揺れすぎでコワイデス」って
餃子名人の中国人がみんな帰国しちゃった。
(いまは普通スタイルの餃子が名物です)

<溜池山王 H>
美人広報  こちらのお部屋からは都心を一望できます。
カメラマン うわーー・・・。すごい絶景。
美人広報  27階ですから。
わたし   東京タワーもスカイツリーも見える!!!
あぁ!! あれなんですか?(ロマネスク様式のステキ建築を指さして)
美人広報  ・・・そうしたホテルです。
(120年続く老舗の広報さんは正しく美しい人でした)
女性編集+女性カメラマン+女性広報で
男まみれの厨房を撮影し、
料理長を女子3人で
「すごいですね! 上手ですね!」と
ちやほやしたところ、料理長はすっかり上機嫌。
取材の終わったわたしたちのもとへ
絶え間なくご自慢の点心をつくり続けてくれました。
一生分、餃子を食べたね。

・・・とまあ、
これ以上にもっといろんな目に遇った日々。
以下後日談。
餃子好きの知人と雑談をしていました。

わたし 餃子屋さんってすごいの。
愉快でおおらかな人が多くて、
毎日笑い転げていたんだよ。
知人  そうなんだ。
わたし 和食でもフレンチでもなく、
餃子というニッチな道を志した時点で
もうすでに変わった人だよね~。
知人  うん、それもあると思う。
でも餃子はすべてを包み込むからね。
わたし ・・・あっ、そういうことか。
知人  餃子はすべてを「包む」から、
餃子って宇宙なの!

餃子ばんざーい。


どってことない店取材だけど、
仕事を知る、人を知る、人生を知ることから
人間が好きになれるので
やっぱりわたしはこの仕事が好きだな。

(木村悦子)

2011年8月5日金曜日

ラザニアがえろい件!

みなさんこんばんは。『餃子本』、『焼肉本』などをつくっていました!

最近は、ミトシロ書房ご近所の
日本文芸社からちょっとおもしろい
レシピ本を委託されてつくっています。

『漫画ゴラク』というちょっとエッチな
漫画雑誌の編集部からのお仕事で
撮影は日本文芸社の社員カメラマンです。
グラビア、ヌードなどがお得意なだけあって
料理を撮っても、妙な色気が・・・?

ほら見てください、このラザニア。
モザイク、必要ですか?
















・・・・・・。

餃子本、焼肉本の取材も楽しすぎて
あっという間に本ができて、ぼーぜんでした。
近く、餃子&焼肉のメタボな取材後日談を
こちらにUPします!


(木村悦子)