退職したばかりの会社には
机にどっさりと私物があって
まだまだ居場所がある。インフラも抜群。
「勝手知ったるわが故郷」
とばかりに、うっかり泊まっちゃいました。
仕事終わらないし。
なじみの編集部員と深夜のデニーズ。
これも夜に強い編集部のお楽しみ。
さて、鋭意製作中の
『とっておきのカフェスイーツ』、
取材はとっても楽しかったわけです。
東京、京都、神戸と
3つのカフェタウンを取材しました。
数十軒取材しています。
膨大な写真を選びながら、
思い出したことがあります。
それは、とある神戸のカフェでのこと。
キーワードは
「ほっこり」
「ナチュラル」
「北欧」
レース、リネン、天然木など使いまくりで
一歩間違うと団地風カントリーなんですが、
店主のセンスで嫌味のないロマンチック空間に
仕立てられています。
木村「かわいいお店ですね。
女性客ばかりなんでしょうね?」
店主「いえ、男の人もきますよ」
木村「ええっ!? どんな人ですか?」
店主「おもしろかったのが、おじさん。
なんかの間違いちゃうんか、と思って
『うちでええんですか?』って聞くと
『いいんです』って」(笑)
1、
お店は3席程度の狭い店。
インテリアのすべてが
シルバニアファミリー的ロマンチック。
そんなお店におじさんがいる妙
2、
超絶ロマンチックなお店の店主(女性)が
「自分の店はロマンチック」と自覚していること
3、
でも「なんかの間違いちゃうんか」という
つっこみかたがやはり関西人。
以上3点がおもしろかった。
関西は明るい。いまの日本に必要な明るさかもしれない。
そしてわたしは、神戸に
ロマンチック×関西の“潮目”をみた!