ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2011年12月7日水曜日

食べる天才 その1

久しぶりに飲食店取材などをしています!
飲食店業界の人にお話を聞くと、
なんかいちいち感動しちゃうんですよねー。

社員編集者時代、こんなブログ記事を書きました。

--------

取材のとき、記事を書くためにひと通りお話を聞いたあと
「最後に、どうして料理の道へ?」
と、極めて個人的な質問をすることがあります。

すると、

「昔から料理がなぜか上手だったから」
という答えが返ってくることがとても多い。

「家庭科の時間に、白玉だんごのような
簡単なものを作っても、自分の作るのが
圧倒的においしいと評判だった」

「運動部に所属していて、女子マネージャーが
差し入れ料理を作ってくれることが多かったけど、
僕が作るちょっとしたモノのほうが人気だった」

というようなことをおっしゃいます。

「材料を見ただけで完成時の味が想像できる」

といったコメントもよく聞きます。

名の知れたシェフや板前さんだと、
WIKIなどのWEB上で生年月日がわかるので、
編集業の傍らで四柱推命鑑定士などをやっているわたしは
こっそりその人の命式(運命を読み解くための見取り図
のようなもの)をこっそり拝見します。

すると、

料理人で出世している人には
“食神(しょくじん)”という飲食を愛する星が
命式の中で輝いていることが多い!
食神をもっていて、それが他の星から
傷めつけされていないと
一生衣食住に不自由しないとされるのです。
そしてのほほんとした愛嬌があって、
女性だと巨乳になる確率が高いとも(真偽不明)。

食神と陰陽を逆にする“傷官(しょうかん)”はセンスの星。
料理の世界では、盛り付けのきれいさ、
繊細な味覚などに作用するようです。

編集者、カメラマンは特にこの星がという傾向はないみたいです。
ページを作る、写真を撮るにしても手段や作風はひとそれぞれで
そこにその人らしい持ち味が出てくるというわけです。

四柱推命って当てモノの占いというよりは
体系だったひとつの学問。
太陽と月と地球との関係が作り出したある“時間”
(=生年月日)に「オギャー」と生まれて空気を吸う。
そのことによって、その人の持ち味の半分以上が決まる。
あとは、DNAや人間環境がどう作用するか?? ってこと!

…って、あれれ? ついてこれました、大丈夫? 
マニアックなお話ですみませんでした。

--------

追記

傷官の人が作る料理は盛りつけがキレイです。
キャラについては、ほんとうに毒舌!!
例えば一緒に食事に行って料理がおいしくないと
「まずい!」と大声でいいます。
正財+偏財+偏印のわたしはおおあせり。
職人気質だから、同じ料理人に厳しいのです。
でも味覚が優れているので、微量の隠し味を当てる。
これはかっこいい。

今回は「のれん分け」や料理修業に関する
イケナイ話をたくさん聞いてきました(記事には書かない)
食に関するお仕事の人は、朗らかでいい!!
食べる神様に祝福されている。

<続く>


(木村悦子)