ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2014年9月18日木曜日

きょうのおしごとー

珈界のかわいい人を取材。
海外の大会に出場するなどして
腕を磨きつつ、郷里の四国で
カフェをオープンするために
準備しているんだってー。
かわいい人が淹れるコーヒーは、
やはりかわいいのでした。



(木村悦子)

2014年9月11日木曜日

涙が出そう?

8月に行った取材がほんとうに印象的で、
いまその素材の編集に腐心しているところ。

放射能から逃れるために
お嫁さんの実家に家族で旅立った
カメラマンを指名できたのが嬉しい。
東京から地方に移り住んだところで、
カメラマンなんて特殊職業は
そりゃあ、仕事ないよね。
こまかくて、家計のわずかな足しに
なるか・ならないかレベルの仕事だけど、
わたしから仕事を与えられたことも
ちょっと嬉しい。



その取材中に

―ああ涙が出そうだ―

と言って撮ってくれた、あのシーン。
早く世に出したいな!



ところで、ずっとなぜか持っていた
わたしの数珠も本に載るんだー。

▲母方のじいちゃんが持ってた数珠。
男のモデル兼ライターさんが「数珠持ってない」
っていうので、大事なモノだけど貸し出した。
「僕も、こういうのいいなと思ったので
数珠を買うことにしました」と
ご達筆なお手紙とともに送り返された。
この数珠は男性に似合う。
わたしの数珠よ、いい仕事してきたな!

▲これはなんだっけね。
うちのばーちゃんかかーちゃんが
くれたものだっけかな。
フサ部分の球をのぞきこむと、
弘法大師さんがうつってるんだ。


宗教が結構嫌いだけど、
祈る人がいて、巡礼という風習ができて、
それを支える人がいて……、
という連鎖を考えると、システムとして
すばらしいな、とも思う。
でも、現実的に人を救うのは、
神様でも仏様でもなく、人なんだよね。

ほら、隣にいるその人が、
あなたにとっての神様、仏様かもしれないよ。

(木村悦子)