ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2014年6月27日金曜日

名刺代わりの、神楽坂みやげ?

『神楽坂菓寮』というおこし屋さんができていました。
常時、33種類ものおこしを取り揃えているそうです。
カレー、アップルパイ、ミックスシードなど、
趣向をこらしたフレーバーがイイ感じ。
それに、手の平(よりちょっと大きい)サイズで
手ごろな価格なのがGOOD。
300~400円台でこの包装ならいいんじゃない?

というわけで、ご商談の手みやげに、
名刺代わりに、いっかがっでしょうか~?


(木村悦子)

2014年6月24日火曜日

旭屋出版『カフェ&レストラン』 7月号出来

旭屋出版『カフェ&レストラン』
7月号書きました~☆

担当したのは、パリ発のカフェブランド
『クチューム』。
運営はあのベイクルーズというだけに、
内装・外装ともにスキなくおしゃれ。

豆ははパリで焙煎し、日本第一号店となる青山店では
エスプレッソ、ドリップ、フレンチプレスのほか
「スチームパンク」という変わった抽出方法で
そのときどきでおいしい豆を選んで味わえます。

それと、ドトールの新業態『カフェレクセル』。
既存のエクセルシオールがどーやらいまいちらしく、
そっち方面はTリーズとSタバに任せて、
ドトールらしいあの感じ+
サードウェーブの要素を取り入れて、
心機一転、巻き返しをはかるそう。




(木村悦子)

2014年6月23日月曜日

ハムサンドから・・・頂点へ!

働くみなさん、こんにちは!
インコ芸の本が正式に発売となりました。

発売前夜は、3つの版元からほぼ同時に出た
「ハムケツ」本に挟まれて・・・

ハムサンド状態!



きょう、正式に発売となって、
Amazonのランキングを見ていたら、
みるみるうちに順位が上昇し、



ペットジャンルのランキング1位!

(・∀・∀・)キタコレ!!


(木村悦子)

2014年6月22日日曜日

シャッター音をマネするセキセイさん

ぱっちりおめめでかわいくって、
しかも多才。才色兼備の
「きみちゃん」のドヤ顔写真を発見しました。

きみちゃんの飼い主さんは
鳥LOVEブログをつづっておられます。

(木村悦子)
 

鳥30グラム

(C)Mika Ishiwata

日東書院本社発行・弊社編集制作の
全国書店やネット書店に配本となりました。


本書のあちこちに出てくる
モデルインコの「ばど美」ちゃんが、
表紙と同じポーズを決めてくれました。
ばどちゃんてば、なにやってもかわゆいんだからー。

あと、そうそう。
笑い転げた小話を一つ。

私「インコの本作ったの!」
相手「インコ? 1匹何グラムぐらい?」 
私「セキセイインコで30グラムぐらい」
相手「それで値段はいくらぐらい?」
私「数千円てとこかな」
相手「100グラム1万円前後かい?
   その辺の高級牛肉より高いね」
 
って、えーっ!?

愛玩動物をグラム当たりの単価で
評価するのかー(笑)
ネタにしてもおもしろかったので
ここで報告してみるなど。


(木村悦子)

2014年6月21日土曜日

ただいま!

別所温泉(日帰り)
金沢(1泊)
沖縄(1泊)

と、1週間、取材であちこち
かけめぐっていました。

別所では、取材相手(店主)が
「せっかくだから、
おらの町のいいところも
見てっておくれ~」って
あちこち連れてってくれて、
ホクホク気分になりました。
温泉には入れなかったけども。

金沢では、知人が
「おらの故郷だから、同級生紹介する。
会って案内してもらいな」という流れに。
現地では、ちょっと年上のイイ女、
イイ男たちに取り囲まれました。
そして、いち、にっ、さん軒! と、
金沢の夜をディープに飲み歩きました。

沖縄では、東京でもよく遊ぶ
お友達を呼び出して、
同行の版元の編集者とカメラマンも
交えて飲んでみました。
量はそれほど飲んでいないのに
楽しくて、幸せで、
おかしなテンションとなってしまい
盛大に酔っ払いました。


働いて、食べて飲んで寝て起きて、
また新しい1日がはじまって。
人に話を聞いて、記事にして。
お店取材って、人間ドラマの記録。
日本中に働く人がいて、
本気で人生やってる人がいて、
人の営みとは尊いものだなあ、と思うんだ!

写真は、整理しながら
次の投稿で見せびらかすよ。


(木村悦子)

2014年6月16日月曜日

都営大江戸線の飯田橋駅

開業は2000年。
都営地下鉄大江戸線飯田橋駅は、
階段&エスカレーターの天井が
サイバーちっくでカッコイイ!!
なので、手持ちのコンデジ(DSC-HX5)で
撮影してみました。
写真で見ると、緑のパイプに
ライトが埋め込まれているじゃない。

(オチはない。以上)



(木村悦子)
 

2014年6月13日金曜日

本ができました。いえーい。

楽しく覚えて、絆が深まる
インコ芸&おしゃべり
レッスンBOOK

発行:日東書院本社
体裁:B5変形/144P(4C128P、1C16P)
定価:本体1300+税
平成26年6月23日発売

http://www.amazon.co.jp/1402644046


本ができました。いえーい。
以下、内容です。


インコは、見た目がかわいらしいだけでなく、実はとっても賢い生き物なのです。また、生まれ持ったユニークな動きやしぐさ、愛らしい動きも魅力の一つです。そうした習性を進化させたり、得意なしぐさを伸ばしたりすることで、人間が見て「おおすごい」と思う行動になります。
この本では、そうした行動をインコの“芸”と呼びます。「ウチのコも何かできないかな?」と思う飼い主さん! その夢はこの本で叶いますよ。難しいことを無理強いするのではなく、飼い主さんもインコも楽しく芸レッスンをはじめられるのです。


■愛され系芸達者インコさんのヒミツのレッスン大公開
ウロコインコのチビさん&ハルさん(サッカー、お立ち台、etc)/セキセイインコのポリーさん(おみくじ芸、お片づけ、etc)/セキセイインコのぴよたん(エンドレスおしゃべり芸)/コザクラインコの翡翠さん(ターン、握手、etc) ほか

■飼育本には書いていない芸インコの育て方
バスケ/袖もぐり/しこ踏みダンス/滝行/大車輪/トイレ/カラフルつけ尾羽/催眠術/トンネル/シャッター音ものまね ほか

■石綿美香先生&ばど美先生の一発芸トレーニング
信頼づくりのための基礎トレーニング/教えて楽しい実践インコ芸12(手乗り/おいで/キャリーに帰る/体重測定/トンネルくぐり/バイバイ/おもちゃ押し/キッス/輪投げ/色当て/お片づけ/インコ神社)

■イラスト解説付きインコの気持ち読み解きレッスン
落ち着いているときのサイン/インコがおしゃべりする&覚えるときのサイン/不安・恐怖を感じているサイン/攻撃・発情・眠いなどのサイン










※まじで買って!


(木村悦子)

2014年6月7日土曜日

クルマで〆のラーメン屋へ

昨夜、飲まない人たちと飲んで
(もとい、飲まない人たちは
飲んでなくて飲んだのはわたしだけ)
飲まない人たちなのでクルマOKなわけで
飲んだわたしは飲まない人たちに
クルマで〆のラーメン屋に
連れてってもらいまして、
まー、これが美味しいこと!
久しぶりに感動。

ヒント1:塩ラーメン700円
ヒント2:さやえんどう
ヒント3:遊び人御用達


(木村悦子)

2014年6月5日木曜日

「あのころ早稲田、神田川エレジー」


カイシャイン時代の編集長の
訃報を聞いた。
編集部員にとっては直属の上司。

几帳面でダウニーのいい香りを漂わせ、
お酒が好きで、なぜだかモテて、
そういえば、2回結婚してだめになって、
それからもとぎれなく彼女がいたようだ。
肥満だしビジュアルは「?」だけど
「ああ、こういうのってモテるよねー」
って気配でわかる。ちなみに魅力はあるけど、
わたしのタイプではない。

四柱推命や易などの東洋の占いでは
男性にとって、女性は「財」。
(※妻財(さいざい)という言葉がある)
財の星を生まれ持った人は、
笑顔に引力がある。作り笑いでは
ないから、人を惹きつける。
“この人”はそういう感じ。
財にはもちろん文字通りの
「財産」の意味もあって、女性を
大事にする人は財運に恵まれる。

さて、“この人”と、
上司と部下の関係だったとき、
わたしはスランプだった。
「こんな記事を作りたい!」と
プレゼンをしても、
一生懸命取材して記事を書いても
「だめ」と差し戻し・書き直し。
印刷直前になってもコレなので、
わたしだけでなく、
同僚の編集部員も超困っていた。
「ここでがんばんなきゃ本出ない!」
って、体力の限界を華麗に超越し、
責任感だけでキーをたたいていたっけ。
編集部員で何夜も明かしたものか。
つらかった……。
「こんなのやってらんない」と、
(リアルに)脱走した編集部員も数名いた。

“この人”のラフは整然としており、
矛盾がない。なにより文字がきれいで
見ていてすがすがしい。
編集者として見習う点は多かった。
ただ、現場・最前線で取材して
モノを作るのが上手な編集者も、
業績が認められてえらくなると
編集長・デスク・編集局長などになる。
えらくなるのに反比例して
現場感がなくなってしまう。
“この人”は現場感をずっと持ってて、
自分の思い・やりたいことを
「紙」「雑誌」という媒体に落とし込むのが
とてもうまかった。
その代わり、部下を使ってそれを
実現するのは「?」だったかもわからんね。
また、そうしたクリエイティブ能力の
高い人は人をまとめる能力が
ないことが多いので、
下にいる編集部員はたいへんだ。

たいへんな日々、ほめられることもなく
月刊雑誌を作っていた。
そうそう、わたしは“この人”が立ち上げた
雑誌が好きで他社から転職してきたんだっけ。

ひとつだけほめられたことをすごく覚えている。
あまり人をほめない人だから。

取材が終わり、写真を整理し、
原稿を書いてレイアウトしてもらって、
「さあ、編集長、コレを読んでください、
もう、世に出してもいいでしょうか!」


「おもしろい」


最初で最後かな。
早朝5時ぐらいから築地に取材に行って、
お昼からこの取材に取り掛かったんだった。
ある挫折と青春の終わりの物語。
青春の墓標。

合掌。






(木村悦子)

2014年6月4日水曜日

校了しました☆



校了しましたー(正確にはあした)。

1年弱、インコのことばかり考えていました。

そうそう、校了前のストレスに耐えられず
上野動物園にいってきたんだったー。




動かない鳥として有名なハシビロコウさんです。
眼光鋭い。そしてりっぱなくちばし。
石像みたいな質感で存在感あるよねー。


えさの色素によってこのような色になるとされる
モモイロペリカンさん。

最近、意識が鳥ばっかりにいく。

でも・・・・・・・


エナメルっぽいつやめきと、
両生類ならではのシズル感を両立。
なんて名前のかえるさんだったかしらね?



しばらくのんびりしたら、
沖縄→金沢→長野と取材の日々となるよー。
お仕事楽しいな(・∀・∀・)

あちこちで、なに食べよっかなー。


(木村悦子)



2014年6月2日月曜日

校了しちゃうぞ☆ その2 ~ボツ表紙で遊ぶなど


「すべての人に深い友愛の心を限りなくもちなさい」

「あらゆる執着を捨て多くの人々に施す心を限りなくもちなさい」


「本がたくさん売れますように☆」
※ボツになった表紙です。


というわけで、校了間近。
やっぱりこの瞬間が一番好きだ。


(木村悦子)

2014年6月1日日曜日

校了しちゃうぞ☆

5月は好きな飲食店取材を控えめにして
単行本の編集に集中していました。

「えっ、この量を1人で書いたの!!」

と、一緒に仕事しているデザイナーさんに
えらい驚かれたけども、それがわたし。
144ページ、構成・取材・執筆、全部やる。
瞬間的にものすごい集中力を発揮するので、
これは一種の曲芸みたいなものと思ってる。

10年以上本を作っているけど、
手がけた本を見るとそのときどこに住んで、
何を思って生きていたかを
ありありと思い出せる。フルカラーで。
これが魂のかけらというものだよ!
愛しすぎるとうっかり入る。
文字に気持ちがにじみ出る。


そして、こんどはコレを作った↓

あるとき、ある人が「校了って何?」って聞いた。
校(正を完)了(すること)。
「編集者ってのは、原稿を世に出すからには
精度の高い校正をして、時間をかけて
よりよいものにしていきたいワケ。
いつまでも原稿を手元に置いてね。
でも会社の都合や出版時期の都合があるから
『その辺で校正終わり!』と期限を決めなきゃ。
それが校了」と答えた。

合ってるかな?


(木村悦子)