ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2014年3月17日月曜日

超仕事論 ~コーヒーを飲みながら

働く皆さん、こんにちは。

年が明けてからずっと仕事の切れ間がなく
たいへんありがたいことです。
本を作ることしか考えていなくて、
これはこれで幸せなんだけども。

今年はとくに、飲食店取材に力を入れて、
多めに受ける方針。

飲食店取材って“慣れ”の世界です。
数をこなすうちに、「これぐらい話を聞けば、
これぐらいの文字数は書けるわ!」っていう
省エネ的スイートスポットを体得していきます。

これを得て、堕落していく同業者もいるけど、
わたしは常に新鮮な気持ちで、
飲食店取材に超体当たりしてみたい。

さて、先日取材した、『カフェバッハ』。
ここの原稿をさくっと書いて、編集部に送りました。
きょうのMYタスクは完全終了。飲み行くぞ。

・・・と、なにげなくバッハのホームページを見たら、
(C)カフェバッハ http://www.bach-kaffee.co.jp/about.html


ヤバイ。泣きそう。
わたしは何を見てきたんだ。
その店の前で酒盛りをしているオッチャン、
道路で寝ているオッチャンばかりだったではないか。
そういや、交差点で変な人に声をかけられて
こわかったなあ。
3月11日14時46分は、泪橋交差点で黙とうをした。
日本最高レベルのカフェが、
日本最大級のドヤ街にあるわけって・・・。
さまざまな人生の中でこの街に流れ着いた人たちが
あすもおいしいコーヒーが飲めますように。


(木村悦子)