飲食店取材の日々です。
蕎麦屋で聞きました。
ギョーカイでは、板場を取り仕切る
板前さんを“花板(はないた)”って呼ぶんだって。
なんてステキなことばだろう!
蕎麦屋が密談なんかに使われることもあった時代。
大阪ではじまったその店は、
家康の江戸入府にともない、そこの花板が・・・
おっと、ここまで。続きは雑誌で。
大の大人が昼間っから酒を飲んでも
後ろめたさがないところ。
蕎麦屋だったら、そんなに深酒もしないしネ。
でもその店には、とってもおいしい
焼き海苔があるんだ。
お酒は「黒松剣菱」推し。うめ~。
お酒は「黒松剣菱」推し。うめ~。
海苔が入った漆塗りの小箱の中には小皿。
小皿の中には、燃える炭。
こうして下からあぶることで、
最後まで湿気ることなく海苔がいただけるという
イキなお道具なのであります!
いまの居酒屋のようにいろいろなモノはないけど、
工夫を凝らせば食の楽しみは∞(無限大)!
きょうもあしたも、ホンキでごはんを食べようね!
(木村悦子)