ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2014年3月15日土曜日

花板(はないた)、焼き海苔箱、大人の蕎麦屋

飲食店取材の日々です。
蕎麦屋で聞きました。
ギョーカイでは、板場を取り仕切る
板前さんを“花板(はないた)”って呼ぶんだって。
なんてステキなことばだろう!

蕎麦屋が密談なんかに使われることもあった時代。
大阪ではじまったその店は、
家康の江戸入府にともない、そこの花板が・・・

おっと、ここまで。続きは雑誌で。


大の大人が昼間っから酒を飲んでも
後ろめたさがないところ。
蕎麦屋だったら、そんなに深酒もしないしネ。

でもその店には、とってもおいしい
焼き海苔があるんだ。
お酒は「黒松剣菱」推し。うめ~。

海苔が入った漆塗りの小箱の中には小皿。
小皿の中には、燃える炭。
こうして下からあぶることで、
最後まで湿気ることなく海苔がいただけるという
イキなお道具なのであります!

いまの居酒屋のようにいろいろなモノはないけど、
工夫を凝らせば食の楽しみは∞(無限大)!

きょうもあしたも、ホンキでごはんを食べようね!


 (木村悦子)