ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2014年3月19日水曜日

編集者観察日記1 漫画編集者編前編

大学卒業後、3社の出版社で10年強働いた。

最初の会社に入社したときから
出版不況なんて言われていて、
「ああそうですか、本なんてもう売れませんよね」と
さむ~い気持ちで過ごしてきたけども、
やっぱりわたしはこの仕事が好きだ。
(※その後、iPadやiPhoneが世を席巻し、
さらに情勢は悪化)
そして、そんな斜陽なギョーカイで
石にかじりつくようにして、
泣きながら本を作っている仲間は、
おもしろくも頼もしい面々ばかり。

わたしのように「組織もうやだ」って
ザセツしなかっただけに
それなりに出世していたり、
待遇のいい出版社に転職していたり。
わたしとしては、いろいろな出版社に
布石ができたような気分でホクホク♪

さて、編集者とひと言で言っても、
雑誌でも月刊誌か週刊誌か、
ファッションか街情報誌かなど、
内容によって編集者の仕事はさまざまです。
とくに、漫画は独特だなあ~と思うわけ。

きのう、結構長く懇意にしている
漫画編集者に久しぶりに会ったので
ネチネチと観察を決行。
漫画編集者の隠された日常? 生態? を
本人には内緒で公開しちゃいま~す☆


[後編へ続く]


(木村悦子)