本を作っているときの編集者は
不安で死にそう。
「わたしの記事おもしろい?」
「レイアウトかっこいい?」
「内容に間違いない?」
「編集長、なんていうかな?」
「本、売れる??」
どきどきどきどきどき。
本を作っている編集者を見かけたら、
やさしい言葉をかけてあげてください。
会社員編集者は「ヘンシュー部」という
一蓮托生的組織に属していることが多く、
そこでは、上下左右のニンゲン関係がうざいもの。
それで、ブツブツ文句を言いながらも
ナカマがいるので、死にそうな締切期を
なんとなーくやりすごすことができるのです。
一蓮托生的世界から飛び立った
わたしのような独立系編集者は、
一人でブツブツ文句を言いながら
本を作っています。
不安で死にそうどころか滅亡しそうだよね。
さて、そんなわたしが久しぶりに
「ヘンシュー部」に助っ人としてお呼ばれしました。
結果として5夜も明かしてしまったデスクが与えられ、
脳の栄養・ぶどう糖チョコが与えられ、
ベテラン編集者と敏腕DTPオペレーター嬢が
がっちりあてがわれました。
そんなチーム編成で作ったのがコチラ!
163軒も収録しちゃって、鼻血出そうだよー。
表紙に脱力系のイラストが浮遊していて、
なんかちょっとおもしろいかも!?
数年ぶりに編集後記なども書かせてもらって、
束の間の「ヘンシュー部」生活、楽しゅうございまして☆
■誌名=いま注目の東京カフェ案内
■価格=758円
■出版社=KADOKAWA
http://www.amazon.co.jp/dp/4047313475
(木村悦子)