ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
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2013年10月17日木曜日

いずれみんな降りるから

西原理恵子さんの無頼っぷりのなかには、
人が好きで嫌いでアンビバレント状態の
ヒューマニズムを感じる。作品を見ればわかる。



やなせたかしさんが亡くなりました。

西原さんのお悔やみ投稿がものすごいのです。

「いいですか、西原さん。
人生は満員電車に乗ってるようなものです。
自分の席がなくても、頑張って乗っていれば、
いずれみんな降りるから。

遅咲きのやなせたかし先生らしい言葉でした。

あ、西原さん、アンパンマンのサイン好きに描いていいよ。
ボクも売れない時、ドラえもんのサイン描いてたから。

高知の人らしい言葉。



戦争で出兵してみんな無くして、飢えを見て。


だからボクはアンパンマンなんです。


やなせたかし先生、ありがとうございました。
お疲れさまでした。 」



すべての言葉が輝いていて、
人生って意味があるから、美しく生きねばならんね、と考える。



そうそう、ネット上の拾い物ですが、みなさまに。


美しく生きて死ねば、
それは悲しいことでもなんでもないのだとも思う。



(木村悦子)