ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2012年4月24日火曜日

は・や・く・げ・ん・こ・う・を。

書くだけなら誰でもできるんです。
プロのライターとして仕事を請けて、
さらにレシピ本として市販する媒体に書くんなら、

・レシピはわかりやすい?

・そのレシピでほんとうにできるの?

・材料に「コンデンスミルク」って書いて、
作り方で「練乳」って出てくるのはどうなの?

・分量にccとml、大さじ&小さじが混在していない?

・材料があまりにマニアックすぎない?

・缶詰は総量か、内容量か? 缶汁や果汁は込みか?

など、客観的な視点を大事にしなければなりません。


「用字用語表を作って配ったじゃん!」と、
編集役のわたしとE嬢はあきれています。

レシピって、文字数が少ない割に
手がかかるもの。
http://www.amazon.co.jp/dp/4408420328
『レシピの書き方』(実業之日本社)

わたしはこの本を2冊持っているのですが、
この著者たちの思いがいま、身に染みてわかる。

そして!!!
「明日には・・・」←守らない
「あさってには・・・」←守らない
「◎日までには・・・」←守らない

こういうライターがいます。
締切とっくに過ぎてるじゃん。
静かな怒りを抱いているところです。

言い訳ばかりで、だめな人だね。


(木村悦子)