書くだけなら誰でもできるんです。
プロのライターとして仕事を請けて、
さらにレシピ本として市販する媒体に書くんなら、
・レシピはわかりやすい?
・そのレシピでほんとうにできるの?
・材料に「コンデンスミルク」って書いて、
作り方で「練乳」って出てくるのはどうなの?
・分量にccとml、大さじ&小さじが混在していない?
・材料があまりにマニアックすぎない?
・缶詰は総量か、内容量か? 缶汁や果汁は込みか?
など、客観的な視点を大事にしなければなりません。
「用字用語表を作って配ったじゃん!」と、
編集役のわたしとE嬢はあきれています。
レシピって、文字数が少ない割に
手がかかるもの。
http://www.amazon.co.jp/dp/4408420328
『レシピの書き方』(実業之日本社)
わたしはこの本を2冊持っているのですが、
この著者たちの思いがいま、身に染みてわかる。
そして!!!
「明日には・・・」←守らない
「あさってには・・・」←守らない
「◎日までには・・・」←守らない
こういうライターがいます。
締切とっくに過ぎてるじゃん。
静かな怒りを抱いているところです。
言い訳ばかりで、だめな人だね。
(木村悦子)