ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2012年4月17日火曜日

編集者、占い修業 山地剥から地雷復へ

今日も『易経』をひも解いてきました。
■山地剥
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てっぺんに一つの陽があるだけで、あとは陰。
チョコレートをがりがり外側から削って、
どんどんなくなるようなイメージ。
前の「山火賁」は
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山の下に火=活火山。地面の下で
火が燃えて(山などが)成長できる余地あり。
しかし、「山地剥」だと火もなく
冷たくなった地面があるだけ=休火山。
―― 一部の上流階級
・・ ワーキングプア
・・ ワーキングプア
・・ ワーキングプア
・・ ワーキングプア
・・ ワーキングプア
とみると、いまの日本の格差社会のようでもある。
「上は、人に施すことをしないと、
いずれ自分もあぶないよ!」と警告しています。
さすが易経。為政者の「道」だねえ。
1:足元が危ない。細かいこと、身辺を大事に。
2:ふくらはぎまで危ない。まあでもまだ大丈夫。
3:陰の仲間といるけど、上の陽とも通じている。まあまあ。
4:最凶。肌まで危ない。やりなおす最後のチャンス。
(※)
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・・ ●―< こんな感じで地面の上に寝ているとして
       肌まで危ない(床ずれみたいなもの)
・・ 地面
・・ 地面
・・ 地面
5:男一人に女二人。三角関係。
6:てっぺんに残った柿のようなもの。持ち直すけど×。

■地雷復
出ました。「一陽来復」。
永い冬が去って、やっと春が立ち帰ってきた。
でも時間がかかる。
いかにもおめでたそうだけど初婚はだめ(出戻りw
再婚とか、いままでやってきたことならOK。
―― 頭のてっぺんに残った柿
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柿…うまそう、食べちゃえ! で食べると
次につながる種にならない。
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―― 柿の種が地面に落ちて、やがて芽が出る
これを待たなきゃね!
1:時間はかかるけど結構いいよ。
2:戻りっぷり(復)は半分ぐらいだけどまあまあ。
3:迷いっぱなしで戻れない。
4:――(初)に応じている。初心に戻る。
5:現実にならない。形にならない。
6:悪あがきするけど元には戻れない。
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――
この形を見ているだけで
じーんとくるわたしです。

(木村悦子=幸村鶴伎)