ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

お仕事のご依頼は necocco2010☆gmail.com (☆を @ に変えてください)まで。

2014年8月31日日曜日

お接待

四国では弘法大師信仰が篤く、
「いまなお、お大師様が橋の下で修行しているから、
橋を渡るときは、金剛杖(お遍路に使う杖)を
ついてはいけない」といった言い伝えがあったりする。

お遍路さんを見ると、
食事や寝床の世話をする人が少なくない。
こういった風習を「お接待」と呼ぶ。
何十日もかけて四国を巡る
お遍路さんへの同情の気持ちだけでなく、
お遍路さんを「いまなお修行として四国を
歩いているお大師様」の姿に重ね合わせているらしい。

さて、海を隔てた我が故郷・大分にも
おそらく弘法大師様ゆかりと思われる
風習とそれにちなむお菓子がある。


お接待菓子。別名、めがね菓子。
徳島で発見。懐かしいね。

ところでなんで、こんな形?
まさか、空海(≒弘法大師)が発明したの?


(木村悦子)