ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2014年6月1日日曜日

校了しちゃうぞ☆

5月は好きな飲食店取材を控えめにして
単行本の編集に集中していました。

「えっ、この量を1人で書いたの!!」

と、一緒に仕事しているデザイナーさんに
えらい驚かれたけども、それがわたし。
144ページ、構成・取材・執筆、全部やる。
瞬間的にものすごい集中力を発揮するので、
これは一種の曲芸みたいなものと思ってる。

10年以上本を作っているけど、
手がけた本を見るとそのときどこに住んで、
何を思って生きていたかを
ありありと思い出せる。フルカラーで。
これが魂のかけらというものだよ!
愛しすぎるとうっかり入る。
文字に気持ちがにじみ出る。


そして、こんどはコレを作った↓

あるとき、ある人が「校了って何?」って聞いた。
校(正を完)了(すること)。
「編集者ってのは、原稿を世に出すからには
精度の高い校正をして、時間をかけて
よりよいものにしていきたいワケ。
いつまでも原稿を手元に置いてね。
でも会社の都合や出版時期の都合があるから
『その辺で校正終わり!』と期限を決めなきゃ。
それが校了」と答えた。

合ってるかな?


(木村悦子)