ミトシロ書房の業務日誌

■出版社に勤めたのち、フリーランスの編集者・ライターとして独立。『入りにくいけど素敵な店』という著書も出しました。レシピ本や街情報誌が得意なのですが、最近は書籍(単行本)を企画から校了まで、出版社の編集者さんとタッグを組んで制作請負などをしています。週刊誌はレシピなどのグラビアページをはじめ、文字みっちりの取材モノにも取り組んでいます。
■WEBメディアの仕事も歓迎します。場合によって写真撮影、取材コーディネート込みでお受けします。
■四柱推命、周易、断易できますので、占いのご用命もどうぞ。

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2012年6月15日金曜日

編集者は本を積む

わが社が立地する神田界隈には、
大小の出版社が点在しています。

自転車でぷらーっとしていて、
信号待ちの間に見上げると、
雑居ビルの一室などにも
「あっ、あの出版社がこんなところに!」
といった発見があります。
出版社マニアのわたしには、
とってもシゲキテキな一瞬。

ちなみに、千代田区神田神保町を中心として、
おとなりの文京区にも中~小規模の
出版社が結構あるみたい。

社員数名程度らしき出版社でも
立派に看板を出しているから、
見かけるとどっきーんとしちゃう。

で、どこの出版社も、
縦・横・斜めにぎっしり本を積んでいる。
デスクに、窓辺に、あらゆるところに。
そういうのを、勝手に見上げる。眺める。楽しい!

「うん、わかるわかるよ」と
妙なシンパシーを感じてしまうわたしのデスクにも
床にも、テーブルにも本・雑誌・ゲラ・原稿・・・・・・。

本棚にも、まずは一列に立てて並べる(正統派)。
「手前にスペースあるやん」と思い、
その手前に、文庫本を横積み。
「あらやだ、まだいける?」と、空いたところに斜め積み。
本が並んでいるようすを見るのがしあわせなんです。


(木村悦子)