立春から数えて88日め。
お茶屋さんに「新茶」ののぼりが
立っていますね。
お茶といえば静岡県。
かの地のお茶栽培は、
明治維新で失業した各地の武士のための
失業対策としてはじまったのだとか。
「うはー、失業。
もうコリャあれほーだいの
牧之原でも開墾して
お茶つくるしかねえ」って?
さて、あんぱんで知られる『木村家』。
こちらも武士だった初代が、
明治維新後にはじめた商売だったそうな。
さらに、甘めのいなり寿司がおいしい
『志乃多寿司』。こちらも同様の来歴があるらしい。
“武士の商法”という言葉がありますが、
成功例もあるものですね。
(木村悦子)